今日も酒場のかたすみ　　ギタルラ抱いて歌う

吟遊詩人と呼ばれた 旅の男が語る


命の中で人は思い出を創り生きていく

聞かせておくれ 君の心に宿る想いを

大好きだった人の面影 約束していた二人の未来よ

あとで悔やむくらいなら追いかけてゆけばいいのさ

捨てられないものがあるのなら その手につかんでいればいい


心の中で人は自分の生き様なぐさめる

聞かせておくれ 君の心に宿る想いを

信じた優しさ 正しき行い

正直者はバカを見るのですか

真っすぐ生きたひとには きっと優しいひとが寄る

人間らしく生きること 恥じない君の心がすき


流れる歳月 ひとは何かを求めて生きてゆく

聞かせておくれ君の 心に宿る想いを

毎日働き 疲れ果てても

明日は廻る 変わらぬ毎日

明日を変えたいと思うなら 歩き始めればいいのさ

君の人生を変えるため 歩くのが君の仕事


今日も酒場のかたすみ ギタルラ抱いて歌う

吟遊詩人に憧れ 老いた男の生き様

誰が答えるだろう 流れる歌に

答えを求めない、それが吟遊詩人

生き様を歌う者の 生き様を問われたときは

星と風のようだと

笑って見せる それだけ

らららら・・・・