面白いなぁ！
行きで見かけた面白看板。
なんと、「看板屋の看板」なのだ！！
さて・・・このまま走り続ければ夕方には到着・・・
などと油断していたとき！
それはいきなりやってきた！
場所は東京の北120キロあたり、ひたちなか市の大きな橋の上を走っていたときの事だった。
「バスン！」
突如襲ったその感覚とともにいきなりハンドルがとられた。
「転倒する！？」
全力でハンドルを押さえ込む！
時速50キロ、倒れないように押さえ込むのは至難の業だぞ！？
「何が起きた！？」
一瞬の思考の後に「パンク」という判断
「前輪がパンクしたんだ！」
後輪のブレーキで速度を落とす、バックミラーには後続車が3台、映っていた。
ウィンカーを左に出して車線変更。
車体が倒れそうになるたび足で地面を激しく蹴る。
「あ・・・靴が脱げた・・・」
やっとの思いで路側帯へ車体を誘導した。
後ろから見ると相当派手に踊りまくっていたのだろう
後続車がゆっくりと横を過ぎて行った。
「兄ちゃん大丈夫かぁ」
「靴脱げてるぞお」
無事に左端へ止められたからいいようなものの
転倒していたら大惨事だったぞ・・・・
見ての通り何も無い。が、幸い、少し歩いた反対車線上にバイク屋を発見。
しかし、休み。
隣の家のおばちゃんが顔を出してきたので聞いて見た。
「少し行ったところに『ＨＯＮＤＡ』の看板があるわよ？」
ラッキー！
しかし行って見ると・・・
ガア〜ン！！
本当にただの看板。しかも9ｋｍ先とか書いてあるし！
しかもバイク屋じゃなくて買い取りセンターだし！
またとぼとぼと歩き出す。
ぶっちゃけバイク屋じゃなくていいのだ。
なぜなら修理道具は一式持ってきている。
足りないのは「空気入れ」だけなのだ。
と言っているとまたバイク屋。
「休み」。
しかし、さらに歩くとそこにガソリンスタンドが。
事情を話したところ、バイクのパンクは修理できないそうだが、
端っこのほうで修理作業をさせてくれるとのこと。
東京じゃまずやらせてはもらえないだろう・・・
さっそく工具を並べてタイヤを外す。
軽いパンクなら外さずとも修理可能なのだが、パンクしたときの状況からすると
派手に大穴が開いてるに違いない。
と思ったら、穴が見つからない。空気を入れてみたらそれがまた、
以前にパンク修理したあとから空気が漏れているではないか。
漏れている修理跡のパッチを剥がして見ると・・・
なんじゃこりゃ！
文句言ってもしょうがないや。さっさと直してしまうべ。
ほいさ、ほいさ、ぱっぱっぱと。
だが、作業が終わって空気を入れてみるとまた空気が漏れている？
よくよく見ると、パンク修理の新品のパッチが穴開いてるではないか！！
8月11日に某テレビ局へ行ったときにパンクしたがために買ったものだぞ！？
この「Made in ○hina」！！
新品なのにヒビが入ってていやな予感はしてたんだ。
で、結局どうなったかと言うと・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
修理を終えた後は全く止まらず東京へ。
意味不明な路上指示・・・
帰ってきました！
今年も無事に。
9月16日午後8時、東京北区自宅到着。お、ごろがいい。